しばられヤンキーくん (作品紹介・感想) あずみつな&森世


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しばられヤンキーくん

あずみつな先生と森世先生がタッグを組んだBL作品!

『しばられヤンキーくん』をご紹介します。

意外なほど、DKたちが可愛らしいコミカルなお話になっていますので、緊縛が性癖でない人にもオススメです!

『しばられヤンキーくん』原作:あずみつな 作画:森世

作品紹介・あらすじ

しばられヤンキーくん

しばられヤンキーくん

「好きな子はマゾヒストでした。」中学時代の片思い相手と再会した男子校生のナオ。黒髪清楚で可愛らしい容姿だった想い人・ユウはなんと金髪ヤンキーに豹変していた!おまけに縛られて興奮するという特殊性癖の持ち主。恋心を抱いた相手と性的関係に発展したことを最初は喜んでいたナオだが、体だけを求められることに虚しさを覚え始める…。


最初は読み放題で読んだんですけど、後で買い直しました。


原作があずみつな先生、作画が森世先生です!

お二方それぞれの作品も好きで持っています♡

改めて私は「森世先生の描かれる"赤面顔"や"泣き顔"が大好きだな〜」としみじみ思いました。


ストーリーは…

おバカで、ちょっぴり切なくて、可愛いお話でした。

受けのユウ(表紙の子)は、ヤンキーになる前もなった後もめちゃくちゃ私のツボにハマるキャラで、一粒で二度美味しい!!

「もう……バカー!」って言いたくなる子(笑)


表紙の通り、緊縛プレイを始めとする様々な拘束プレイが出てきますが、どちらかと言うとエロよりもストーリーがメインの作品だと思います。

拘束プレイは性癖なので、どれもめちゃくちゃ刺さったんですけどね!

ソフトなものからガッツリまで♡

ここまでやってるのって、はらだ先生の作品とか、『性の劇薬』とか…?
商業BLではあまり見かけない方だと思います。


ただ途中からは、エロシーンが切なくなってくるんですよね…!

2人それぞれの心情の変化、擦れ違いの切なさが見所です。

こういう、思春期ならではの思考の暴走みたいな、好き故に間違った方向に突っ走ってしまう子達が愛しくて大好きです。


森世先生の作品は、"胸糞悪さがクセになる"みたいな、"可哀想で可愛い"みたいな作品が多い印象なんですけど、この作品はそういった要素はそんなになくてソフトな方なので、読みやすい作品です!

(拘束プレイが苦手じゃないなら)

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